テンション・リダクションを活用することで、どんな効果が得られるのか?
目的の商品の他にも、関連商品の購入率がアップします。
好きな場所にジャンプできるよ!
テンション・リダクションとは?
人は自分にとってなにかとても重大な決断をする時には、
判断を決定するまでは、とても緊張して身構えます。
ですが、一旦決断をしてしまうとその反動で、
これまでの緊張が嘘のように和らいで、緊張状態が解けます。
この状態の事を「テンション・リダクション」と言います。
心身共に無防備状態になるので、この瞬間に関連商品をオススメすると、
購入率がアップします。
テンション・リダクションの実例
例えば、天下のAmazonの場合なんかは、
商品を購入するときに「カートに入れる」という行動を、
起こさなければいけません。
この時点では、まだ購入確定ではないのですが、
人によってはこの行動ですら重大な決断と同義なのです。
ちなみに、Amazonでカートに入れるとこんな画面になります。

そして、基本的に関連商品は購入商品よりも、
安価なモノを表示することで、より購入率がアップします。
ここではKindleのアクセサリーなどが中心に、表示されています。
ちなみに、これだけではカートから外されてします可能性も、
十分あるので、一度カートに入れた商品を削除しようとカートを見ると・・・

前回とは違った商品が表示されていました。
当たり前のことかもしれませんが、
こういった細かい配慮を、僕たちも意識すべきですね。
他のECサイトでも、購入したあとに関連商品を表示させるサイトもあるようです。
「買った商品と一緒に買えば、尚いいですよ」とオススメすれば、
一度購入した事実は強力なので、買ってもらえる可能性は非常に高いです。
Amazonの場合、ここまで自然にさりげなく表示されると、
特に「くどいな」とは思わないのですが、
ネットビジネスでは、あまり押しが強いと逆効果です。
元々、信用度の低い業界なので、
変に売り込まず、あくまで、
「これ自分で使ってみて、こんな結果が出たのでオススメです」
といった根拠となる証拠と一緒におすすめすれば、
購入率は上がるでしょう。
ただし、先程も言ったように、
購入した商品より、割安な商品を用意するのがポイントです。
それではまた!