ブログのタグってカテゴリーとどう違うの?付け方とか数とかもよく分からないし、SEO対策で重要なのかな?
こんな悩みを持つ方に、ぜひ読んでほしい記事です。
結論から言えば、必要ないと思っています。
だってタグなくてもPV数は伸ばせましたもん・・・
なんてこと言ったら、ここで終わってしまうので真面目に解説していきます。
- タグの基本とカテゴリーとの違い
- タグの付け方や最適な数
- タグページnoindex化の必要性
- タグは不要だと思う理由
タグについて理解を深めることで変に悩まなくなり時短になりますし、活用次第ではユーザビリティアップがするので、ぜひ参考にしてみてください。
- ブログ実績:エンタメ系ブログ最高150万PV超&当ブログ最高10万PV超。
- 仕事:メインはWEBライター・ブログ運営・YouTube(1800人ほど)・Twitter運用代行も経験あり
- 趣味:筋トレ・食べ歩き・映画鑑賞など
ブログのタグとは?
ブログのタグは、使い方次第では意味がなくなります。SEOも逆効果になってしまうので、しっかり理解しておきましょう!
個別の記事に特定のキーワードをそれぞれ付けて、仕分けできる付箋のようなもの
タグを設定すると、記事の下に表示されます。(画像では青い部分に3つあります)
さらに、サイドバーやフッターエリアに、表示しているブログもあります。
タグとカテゴリーの違い
続いて、タグとカテゴリーの違いがあまり理解できていない方のために、ここで簡単に解説しておきます!
カテゴリー
メインとなるキーワード、もしくはメインと関連するキーワードを組み合わせて、ある程度の大枠で関連する記事をまとます。
カテゴリーは、ピンポイントで記事を探しにくいですが、カテゴリーページは検索エンジンで上位表示させやすいです。
タグ
カテゴリーよりもさらに詳細なキーワード(商品名やサービス名など)や、よりユーザーが探しやすい名称に設定することが多いです。
タグページは、ピンポイントで記事を探しやすいですが、基本的にカテゴリーページより評価されないです。
記事に付けるタグの数について
記事に付けるタグの数は、現状では1記事あたり3つほどが適正と言われています!
一昔前のSEO対策としては「タグをより多く付けたほうが評価が上がる」なんて時代もありました。
現在は付けすぎると逆効果になります。
というのも、Googleは以前よりもユーザーファースト(ユーザー優先)主義だからです。
タグを付けすぎると、ユーザーは目的の情報が探しづらくなります。
なので、シンプルかつ分かりやすいというGoogleの意向を汲むと、3つほどが適正な数という意見が多いです。
タグ名の付け方について
タグの名前は、カテゴリーよりもピンポイントで分かるように、付けなければいけません!
なぜなら、ピンポイントで目的の情報を探しやすくするためだからです。
カテゴリーはあくまで抽象的なキーワードで分類します。
タグは具体的な商品名やサービス名などを含めて、より詳細で分かりやすいような名前を付けましょう。
下記のような場合は、タグの意味があまりないので付ける必要がありません。
タグのSEO効果について
結論を言えば、タグがSEOに与える影響は大きくありません。
ただし、タグを有効活用することで、間接的にSEO効果が上がることもあります。
カテゴリー以外にもピンポイントでユーザーが情報を探せるように、適切な数のタグを設置することでユーザビリティが増す可能性があります。
結果的に、滞在率(ブログに滞在してくれる割合)や回遊率(ブログ内を見てくれる割合)がアップして、記事やブログがGoogleから評価されやすくなります。
WordPressでタグを設置する方法
それでは、WordPressでのタグの設定方法について解説します!
タグは記事の投稿編集ページの、カテゴリーの下にあります。
ClassicEditorを使用している場合
タグ名を入力して追加をクリックします。
そうすると、タグが設定されます。
さらに、入力欄から入力して設定できるだけではなく、よく使われているタグから選択することもできます。
ブロックエディターの場合
新規タグを追加部分に、追加したいタグを入力しEnterで追加できます。
タグページをnoindexさせる
カテゴリーを作ると、カテゴリーページが作成されます。タグも同様にタグページが作成されます。
このタグページですが、基本的にカテゴリーページよりは評価されないです。
カテゴリーで分けるのであれば、ある程度の大枠で記事を仕分けしていきます。
結果的に記事の絶対数が多くなり、カテゴリーページ内には記事が充実していきます。
しかし、タグはカテゴリーよりも詳細に仕分けするため、まとめる記事が少ないです。
1記事、2記事くらいしかないタグページも作成されることになります。
コンテンツの少ないタグページが量産されやすいというわけです。
Googleはこうしたページは嫌います。質の低いコンテンツページを大量に検索エンジンに登録してしまうと、逆に評価が下がってしまう可能性があります。
なので、僕的にはタグページはnoindex(検索エンジンに登録させないこと)すべきだと思っています。
そこで、タグページをnoindexさせる設定方法をご紹介します。
今回は、僕が使用しているテーマ「JIN」の解説をしますので、それ以外の方はご自身のテーマに合った方法で設定してみてください。
タグページをプラグイン「SEO SIMPLE PACK」でnoindexする設定方法
僕はSWELLというテーマを使用しており、推奨されているプラグイン「SEO SIMPLE PACK」を導入しています。そのプラグインで設定できますので解説します。
これで選択したタグページは、検索エンジンにインデックスされません。
結局タグは必要なのか?
当ブログでもタグ設定をしていましたが、今は必要性を感じなくなり使用していません。
僕がタグの必要性を感じなくなった理由は、以下の4つです。
・記事ごとに特有のタグを付けるのは、毎回タグをどう付けるか悩む時間と、後々の見直す時間がかかるから。
・ピンポイントなキーワードで探してもらえるようにはなるけど、記事が増えるごとにタグも膨大に増え、かえって探しづらくなると思った。
・子カテゴリーまで設定し、活用できていればあまり必要性が無いと感じたから。
・ぶっちゃけタグが無くても、月間最高150万PVのブログは作れたから。
両方をしっかり差別化させて使えば、それはそれで滞在率や回遊率がアップすると思うので、全然ありだと思います。
悩んでいる方は、タグ設定してみて直にメリットやデメリットを体感して、最終的にご自身で判断してみるのも選択肢の一つです。
まとめ
- タグはSEO対策として直接的な影響は少ない
- ユーザビリティアップで間接的には効果ありかも
- ぶっちゃけなくてもOK
タグはSEOに大きく影響する項目ではありません。
ですが、Googleが推奨しているユーザーファースト主義を考えると設定するのもありです。
その際には、カテゴリーとの差別化をハッキリさせて、1記事あたりのタグ数を3つほどに設定しておき、状況によってはタグページのnoindexもおこなってください。
まあ僕の経験上、タグがなくても稼げるブログは作れましたので、悩んでいるなら無理にタグを設定せずに作業を進めていきましょう。
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