どうも、とおる(@fukulog_toru)です。
という疑問を、月間最高150万PVのブログ構築経験のある僕が解説していきます。
結論から言えば、僕個人は必要ないと思っています。
だってタグなくてもPV数は伸ばせましたもん・・・なんてこと言ったら、ここで終わってしまうので真面目に解説していきます。
- タグの基本とカテゴリーとの違い
- タグの付け方や最適な数
- タグページnoindex化の必要性
- タグは不要だと思う理由
タグについて理解を深めることで、変に悩まなくなり時短にもなりますし、活用次第ではユーザビリティアップがするので、参考にしてみてください。
ブログのタグとは?
\動画解説はこちら/
ブログにおけるタグとは、個別の記事に特定のキーワードをそれぞれ付けて、仕分けできる付箋のようなものです。
タグを設定すると、記事の下に表示されます。(画像では青い部分に3つあります)

さらに、サイドバーやフッターエリアに、表示しているブログもあります。

タグとカテゴリーの違い
カテゴリー
メインとなるキーワード(1語~2語)、もしくはメインと関連するキーワード(2語~3語)を組み合わせて、ある程度の大枠で関連する記事をまとめられます。
カテゴリーは、ピンポイントで記事を探しにくいですが、カテゴリーページは検索エンジンで上位表示させられやすいです。

タグ
カテゴリーよりもさらに詳細なキーワード(商品名やサービス名など)を、よりユーザーが探しやすい名称に設定することが多く、同じタグ同士で関連付けてまとめることができます。
タグページは、ピンポイントで記事を探しやすいですが、基本的にカテゴリーページより評価されにくいです。
記事に付けるタグの数について
一昔前のSEO対策としては「タグをより多く付けたほうが評価が上がる」なんて時代もありましたが、現在は付けすぎると逆効果になります。
というのも、Googleは以前よりもユーザーファースト(ユーザー優先)主義なので、タグを付けすぎると逆に、ユーザーは目的の情報が探しづらくなります。
なので、シンプルかつ分かりやすいというGoogleの意向を汲むと、3つほどが適正な数という意見が多いです。

タグ名の付け方について
カテゴリーよりも、ピンポイントで目的の情報を探しやすくするためにタグを付けるのに、カテゴリーと同じような名前では、差別化する意味が全くありません。
カテゴリーはあくまで抽象的なキーワードで分類しておいて、タグは具体的な商品名やサービス名などを含めて、より詳細で分かりやすいような名前を付けましょう。

下記のような場合は、タグの意味があまりないので付ける必要がありません。

タグのSEO効果について
ただし、タグを有効活用することで、間接的にSEO効果が上がることもあります。
カテゴリー以外にもピンポイントでユーザーが情報を探せるように、タグを設置することでユーザビリティが増す可能性があります。
結果的に、滞在率(ブログに滞在してくれる割合)や回遊率(ブログ内を見てくれる割合)がアップして、記事やブログがGoogleから評価されやすくなります。
WordPressでタグを設置する方法

タグは記事の投稿編集ページの、カテゴリーの下にありますので、タグ名を入力して追加をクリックします。

そうすると、タグが設定されます。

さらに、入力欄から入力して設定できるだけではなく、よく使われているタグから選択することもできます。

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タグページをnoindexさせる

このタグページですが、タグとカテゴリーの違いの部分でもお話しましたが、基本的にカテゴリーページよりは評価されにくいです。
カテゴリーで分けるのであれば、ある程度の大枠で記事を仕分けしていくので、カテゴリーページ内には記事が充実していきます。
しかし、タグはカテゴリーよりもさらに詳細に仕分けする分、まとめる記事が当然少ないので、1記事2記事くらいしかないタグページも作成されることに。
そして、カテゴリーの数よりも1記事あたり3つ付けていく、タグの数の方が多くなるので、コンテンツの少ないタグページが量産されやすいです。
Googleはこうしたページは嫌いますので、質の低いコンテンツページを大量に検索エンジンに登録してしまうと、逆に評価が下がってしまう可能性があります。
なので、僕的にはタグページはnoindex(検索エンジンに登録させないこと)すべきだと思っています。
そこで、タグページをnoindexさせる設定方法をご紹介します。
今回は僕が使用しているテーマ「JIN」の解説をしますので、それ以外の方はご自身のテーマに合った方法で設定してみてください。
JINでタグページをnoindexする設定方法
ダッシュボードのSEO設定をクリックします。

タグページ部分のnoindexにするにチェックを入れて、変更を保存すれば設定完了です。

特定のタグページだけをindexさせる
ちなみに、noindexさせたくないタグページIDを入力することで、特定のタグページだけをindex(検索エンジンに登録)させることもできます。
投稿からタグをクリックします。

タグ名の右にあるIDの数字をコピーします。

ちなみに、タグ名が日本語表記の場合、カテゴリーと同じくスラッグは日本語表記のままになり、タグページのURLも日本語表記になってしまいます。
せっかくindexさせるのに、日本語表記のままでは分かりづらいので、スラッグの変更もしておきましょう。
変更したいタグの、タグ編集をクリックします。

スラッグ部分を英語表記にします。
説明については、JINではタグページに説明を表示できないので、説明欄は何も記載しなくてOKなので、そのまま更新をクリックします。

再度SEO設定に戻り、タグIDを入力して変更を保存したら完了です。

結局タグは必要なのか?

僕がタグの必要性を感じなくなった理由は、以下の4つです。
・記事ごとに特有のタグを付けるのは、毎回タグをどう付けるか悩む時間と、後々の見直す時間がかかるから。
・ピンポイントなキーワードで探してもらえるようにはなるけど、記事が増えるごとにタグも膨大に増え、かえって探しづらくなると思った。
・子カテゴリーまで設定し、活用できていればあまり必要性が無いと感じたから。
・ぶっちゃけタグが無くても、月間最高150万PVのブログは作れたから。
カテゴリーとタグをうまく活用できる人は、両方をしっかり差別化させて使えば、それはそれで滞在率や回遊率がアップすると思うので、全然ありだと思います。
悩んでいる方は、タグ設定してみて直にメリットやデメリットを体感して、最終的にご自身で判断してみるのも選択肢の一つです。
まとめ
- タグはSEO対策として直接的な影響は少ない
- ユーザビリティアップで間接的には効果ありかも
- ぶっちゃけなくてもOK
タグはSEOに大きく影響する項目ではありませんが、Googleが推奨しているユーザーファースト主義を考えると設定するのもありです。
その際には、カテゴリーとの差別化をハッキリさせて、1記事あたりのタグ数を3つほどに設定しておき、状況によってはタグページのnoindexもおこなっておいてください。
まあ僕の経験上、タグがなくても稼げるブログは作れましたので、悩んでいるなら無理にタグを設定せずに作業を進めていきましょう!