テレワークやオンラインでのやり取りが増えてきたから「Skype(スカイプ)」を使ってみたいんだけど、どんなツールなんだろう?使い方は簡単なのかな?分かりやすい記事があればいいなぁ。
こんな悩みを持つ方に、ぜひ読んでほしい記事です。
テレワークの普及により、オンラインでのチャットや通話ができるツールは必須の時代です。
そこで今回は、普段から使っているSkypeについて解説します。
- Skypeについて
- Skypeのダウンロード~設定方法
- Skypeでよく使うであろう使い方解説
超便利なチャット&通話ツールSkype(スカイプ)のダウンロード~使い方まで理解でき、迷うことなく使えるようになり時短になるので、ぜひ参考にしてみてください。
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Skypeについて
Skypeとは、リアルタイムでのチャット機能や通話機能が使用できるツールです。
チャット・・・メッセージのやり取りはもちろん、ファイル送信やグループを作って複数人でのやり取りも可能。リマインダー設定やアンケートもできる。
通話・・・無料通話ができるほか、グループを作って複数人での通話も可能。画面共有で相手の画面やこちらの画面を相手に見せながらの通話も可能。通話の録音もできる。
会議・・・最大99人(自分を除く)までのユーザーを追加してのオンライン会議が可能。
グループチャット・・・最大50人までのグループチャットや通話が可能。
プライベートチャット・・・1対1でセキュリティー強化(暗号化)されたチャットが可能。
Skypeダウンロード&アカウント登録
自分のOSに合ったSkypeを選択します。
ダウンロード後、ファイルをクリックするとインストーラーが立ち上がりますので、インストールをクリックします。
インストールが終わるとSkypeが自動的に立ち上がります。
全く初めての方は「サインインしてください。または作成してください」というようなボタンが初めに出てくると思うので、そちらをクリックしましょう。
そうするとサインイン画面になりますので、作成部分をクリックします。
電話番号かメールアドレスでの作成ができますが、今回はメールアドレスで作成していきます。
または、既にお持ちのメールアドレスを使うをクリックします。
入力したら次へをクリックします。
次はパスワードを設定し次へをクリックします。
次は名前の入力をし次へをクリックします。
名前はニックネームなどでもOKです。
入力したメールアドレス宛にコードが送信されていますので、確認して入力し次へをクリックします。
ここでは、表示されている文字の入力をし次へをクリックします。
文字が分かりづらければ新規で他の文字に変更するか、音声で聞くこともできます。
続いてプロフィール画像を設定できます。
スキップで後ほど設定できますが、どのみち設定するならやっておきましょう。
画像アイコンをクリック、もしくは設定したい画像をドラッグ・アンド・ドロップで設定できます。
設定できたら続行をクリックします。
次にオーディオテスト(マイク設定)ですが、通話も使う方はマイク部分の音量レベル「・・・」が反応していれば問題ないので続行、今設定しないのであればスキップしてOKです。
最後にビデオのテストがありますが、こちらも必要であれば使用カメラや背景効果(自分以外の背景を変更できる)設定してください。
必要なければスキップで後から設定可能です。
この画面になってOKをクリックすれば、Skypeが使えるようになります。
以上でダウンロード~初期設定まで完了です。
これが終わればSkypeが立ち上がります。
続いて使い方について解説していきます!
Skypeの使い方
ここからは、Skypeの使い方についてそれぞれ丁寧に解説していきます。
各種詳細設定
立ち上がったら、左上の名前右部分「・・・」をクリックして、設定を選択します。
ここでは、プロフィール関連や表示する色、通知などの各種詳細設定ができます。
先程マイクやカメラ設定していなければ、音声/ビデオで設定可能です。
プロフィール情報変更&計画設定
動画内では完全に忘れていて解説していませんが、左上のプロフィール画像をクリックすることで簡単に変更可能です。
まずは計画ですが、常に表示できるお知らせを設定できます。
計画を共有しますをクリックすれば、書き込むことができます。
書き込んだら完了をクリックすると反映されます。
プロフィール情報変更(画像&名前)は、Skypeのプロフィールをクリックします。
画像を変更したければ画像を、名前を変更したければ名前をクリックして、それぞれ変更してください。
名前を変更したら右のをクリックすれば反映されます。
Skypeの状態変更
次にSkypeの状態変更を解説します。
Skypeの状態は4種類あり、プロフィール画像の右下にある○をクリックすることで変更できます。
それぞれ、解説していきます。
アクティブ
アクティブは緑色になり「ログインしていて、対応できますよ~」というアピールができます。
チャットなどの通知が分かり、通常のやり取りが可能です。
退席中
退席中はオレンジ色になり「ログインしてるけど、離席してますよ~」というアピールができます。
この状態でも、一応チャットなどの通知が分かり、通常のやり取りができます。
応答不可
応答不可は赤色になり「ログインしてるけど、今は作業に集中していて対応できませんよ~」というアピールができます。
チャット通知や着信通知をOFFにできるので、作業に集中することができます。
そのままの状態にしておくと、重要な連絡があっても分からないので、その都度確認するようにしておきましょう
応答不可の通知設定
初めて取り込み中にすると、以下のような通知が出ます。
デフォルト状態ではチャット通知がOFF、着信通知がONになっていますので、このままで良ければ「今後、このメッセージを表示しない」もしくは「OK」をクリックします。
通知の設定を変更する際は設定を表示をクリックします。
チャット通知と着信通知のON・OFFの設定が行なえますので、ご自身の状況に合わせた設定をすることができます。
ログイン状態を隠す
ログイン状態を隠すは灰色になり「ログインはしてるけど、長期間Skype見ないよ~」「実はログインしてるけど、ログイン状態バレたくないよ~」というアピールができます。
この状態では、チャットや着信の通知は通常通り受け取れますが、相手からはログインしているように見えません。
ユーザー追加方法
Skypeでつながりたい相手を追加してみましょう。
検索バーをクリックすると青くなりますので
- SkypeID
- 名前
- メールアドレス
- 電話番号
で検索できます。
ちなみに今回は、僕のIDで検索をしてみます。
相手が見つかったら、コンタクトしたい相手をクリックしましょう。
名前で検索する時には、同姓同名の名前の方もいる場合があるので、相手のプロフィール画像やSkypeIDを事前に確認して、間違えないようにしましょう。
追加すると相手に通知が届き、相手の承諾を得られたらチャットなどのやり取りができるようになります。
「連絡する」でもチャットでもいいので相手に、絵文字やメッセージを送ってアピールしましょう。
とりあえず、連絡するをクリックして絵文字を送ってみました。
この時点では「~さんが招待を承諾するのを待っています。」というメッセージが表示されています。
相手が承諾してくれると「これで、チャットができるようになりました。」というメッセージに変わり、やり取りができるようになります。
ちなみに、こちらから絵文字を送っているので、最近のチャットに追加した相手が表示されます。
Skypeチャットの使い方
チャットの使い方は簡単です。
送りたい相手を選択して、メッセージ欄にメッセージを入力し、Shift+Enterで送信できます。(改行はEnter)
Shift+Enterが使いづらい場合は、設定→メッセージングからEnterで送信する設定もおこなえますので、使いやすい方を設定してみましょう。
相手からメッセージが来た場合、返信するほどではないけど簡単な反応をしたい時に、絵文字で反応を返すことができます。
相手のメッセージ右上のニコニコマークをクリックすると、絵文字が選択できるので好きなものを使用しましょう。
ファイルを送信する
ファイルを送信したい場合は、ファイルを追加、またはドラッグ・アンド・ドロップで送信できます。
連続でファイルを追加することができ、メッセージ付き(左のニコニコマークから絵文字などの追加も可能)での送信もできます。
データをダウンロードする
送信されたデータをダウンロード(保存)したい場合は、右上のその他オプションから保存などがおこなえます。
メッセージの削除などをおこなう際も、このオプションからできます。
相手に第三者の連絡先を共有する
相手と第三者の連絡先(別のユーザー)を共有したい時は、このチャットに連絡先を送信しますをクリックします。
相手に共有したいユーザーを選択して送信すると共有できます。
音声メッセージを送信する
音声を録音して、メッセージとして相手に送ることもできます。
メッセージを記録しますをクリックします。
すると、録音できる状態になりますので、声を出してメッセージを録音します。
録音できたらEnter、もしくは右の音声メッセージを送信クリックで、相手に送ることができます。
リマインダーやアンケートの設定をする
「・・・」では、通話の予定の設定や投票を作成などおこなえます。
通話の予定の設定は、いわゆるリマインダーの役割を果たしてくれます。
予定の件名や日時を設定して送信すれば、相手にも予定の詳細が届きます。
投票を作成では、アンケート機能を使うことができます。
アンケート内容や有効期限、回答の種類などを記載し、投票を作成をクリックするとアンケートが作成されます。
作成したらチャットからアンケートに参加することもできますし、詳細を表示から集計結果を見ることもできます。
Skype通話方法
Skypeでは音声通話が無料でおこなえます。
通話したい相手とのチャット画面右上にある音声通話をクリックします。
相手が通話に出れば、以下のような画面になります。
マイクミュートする
通話中に自分の声を相手に聞かせたくない場合は、画面下のミュートボタンで自分の声をミュートできます。
解除したい場合は、再度ミュートボタンをクリックすれば解除されます。
ビデオ通話に切り替える
ビデオボタンをクリックすることで、ビデオ通話に切り替えることができます。
カメラや背景設定もおこなえますので、必要であれば変更してください。
音声通話に戻す場合は、再度ビデオボタンをクリックすれば戻ります。
通話を終了する
赤い終了ボタンをクリックすれば、通話を終了できます。
通話中にチャットを見る
通話中でもチャットでのやり取りや、データのダウンロードなどがおこなえます。
通話画面からチャットを開く場合は、右下のチャットボタンをクリックすると表示されます。
チャット画面を閉じたい時は、もう一度チャットボタンをクリックすれば閉じます。
画面共有方法
通話中に自分のPC画面や、相手の画面を共有して見ながら通話することができます。
チャットの隣りにある画面を共有をクリックします。
相手に共有する画面(モニターごと・タブごとに選択可能)を選択し、共有を開始をクリックすれば相手に画面が共有されます。
PC内のサウンドも聞かせたい場合は、コンピューターサウンドを共有するをオンにしてから、共有を開始しましょう。
今回はPCからスマホへ共有してみました。
実際に共有されると、こんな感じで表示されます。
共有を停止したい場合は、画面共有ボタンを再度クリックして共有を停止すれば終了します。
動画内では解説し忘れていましたが、その下にスクリーンまたはウィンドウを切り替えという項目がありますので、共有している画面を切り替えたい時に有効です。
共有中に絵文字で反応を送ることもできます。
ハートマークをクリックすると、選択できますので状況に合わせて使ってみてください。
通話を録音する
通話中に相手との音声を録音することができます。
その他をクリックして、録音を開始でおこなえます。
左上に録音時間が表示されて、カウントが始まれば録音開始されます。
録音中は相手の画面にも、ちゃんと録音しているというメッセージが表示されます。
録音を停止する場合は、先程の左上の録音を停止または右下のその他から録音を停止で終了できます。
録音したデータは、チャットの方にMP4形式で保存されますので、データ右上のその他のオプションからダウンロードすることができます。
保存データがチャットに反映されるまで、時間がかかる場合があります。
録音データはMP4形式でダウンロードできますが、音声データのみのMP3形式などではないので、音声だけにする場合はMP4形式から変換する必要があります。
MP4からMP3に変換する際は、下記のサイトで簡単におこなえます。
通話中にユーザー追加したい
通話中に別のユーザーを追加したい場合は、右上のユーザーを通話に追加しますをクリックします。
現在、追加可能なユーザが表示されますので、ユーザーを選択して追加で参加させることが可能です。
追加したユーザーは、いつでも通話から削除したり、メッセージの送信などおこなえます。
ちなみに、複数人との通話中に手を挙げるという反応をすることもできます。
例えば、1人の話をミュート状態で聞いていて、何か質問などあるときに使えます。
手を挙げると「あなたは手を上げました」という表示が出ます。
手を下ろす場合は、手を下ろすをクリックすれば下ろせます。
今回のメンバーで、また通話したい場合は履歴に残るので、そのまま使い回すことができます。
グループから退出したい場合は、右クリックでグループから退出をクリックすれば退出できます。
会議の使い方
大人数でやり取りをしたい場合に有効なのが、会議という機能です。
- ホスト(主催者)を除く99人まで招待できる
- サインインやSkypeをダウンロードしなくても共有リンクのみで参加できる
- 最大24時間の連続通話ができる
今回は、あなたがホストという立場で、会議を利用する想定で解説していきます。
会議をクリックして、会議をホストを選択します。
Skypeユーザーの場合は、ホストから共有されたリンクを貼り付けることで参加できます。
こちらが会議の準備画面です。
準備画面では、以下の設定などがおこなえますので、各種設定やユーザーの招待が終わったら会議を開始しましょう。
- 会議名変更
- Skypeアカントを持っていない人への招待リンク取得
- 連絡先からユーザー追加
- 招待の共有
- チャット画面への移動
- カメラとマイクのON・OFF(カメラ中央下)
- カメラ背景変更(カメラ画面右下)
会議中は通話中と同じような操作ができます。
ユーザーは開始後にも追加可能です。
ユーザーを追加する方法として、右上のユーザーを通話に追加しますから選択して追加することができます。
呼び出しをおこない、相手が参加したら左下に参加の通知が出ます。
この会議を録画(録音)したい場合は、左下の収録をクリックすればおこなえます。
録音は秒数がカウントされてから開始され、相手にも録画中であることが通知されます。
停止する場合は、通話中と同じで録音を停止で停止できます。
録画データはチャットの方にMP4形式で保存されるので、そちらからダウンロードなどがおこなえます。
チャットグループの使い方
新しいチャットをクリックすると4つのチャットがありますので、それぞれ解説していきます。
新しいチャットグループ
最大50人まで追加でき、チャットメインでやり取りするのがおすすめです。(もちろん複数人での通話も可能)
選択するとチャットグループ名とアイコン画像を設定できますので、設定が完了したら「→」をクリックします。
参加者を選択して完了をクリックすれば、グループチャットがおこなえるようになります。
新しいモデレートグループ
教室やオンラインプレゼンテーションなど、参加ユーザーを細かく管理(管理者に昇格させる、特定ユーザーのチャット禁止など)したい場合におすすめです。
管理する場合は「チャットコマンド」を活用しますが、僕は使わないため使い方がよく分からなかったので、興味ある方はお手数ですが調べてみて下さい。
新しいチャット
通常の1対1でやり取りするチャットです。
新しいプライベートチャット
1対1のセキュリティー強化されたチャットで、データが暗号化されて送信されます。
- メッセージやファイルの編集・削除は不可
- ビデオメッセージや連絡先送信も不可
- 絵文字・ファイル・音声メッセージは送信可
新しいプライベートチャットを選択し、チャットしたい相手を選択すればおこなえます。
プライベートチャットはセキュリティ強化されているので、最近のチャット履歴に内容が表示されないのも特徴です。
一度、プライベートメッセージでやり取りしたユーザーとは、Skype(通常のチャット)とプライベートを選択できるようになります。
ちなみに、プライベートチャットでビデオ通話しようとしても、通常のビデオ通話に切り替えないとおこなえません。
ビデオ通話する場合は、はい、続行しますをクリックすればおこなえます。
まとめ
- 老舗ながらもSkypeは現役で使える
- 使い方は初心者でもやさしめ
- 画面共有はかなり便利
- 最大99人規模の会議ができる
- 最大50人規模のグループチャットも可能
- セキュリティ強化されたチャットも使える
かなり長くなってしまいましたが、初心者でも分かりやすいよう丁寧にSkypeの解説をしてみました。
無料で使える反面、たまに通話品質とかはよろしくないものの、それでもそれを十分に補う機能満載です。
Skypeは本当に便利なツールなので、是非使いこなしてみてください。
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