動画編集したいけど初心者でも扱いやすいソフトあるかな?カムタジアスタジオってどうなんだろ?PCの画面録画機能も付いているとベストなんだけど・・・
こんな悩みを持つ方に、ぜひ読んでほしい記事です。
動画編集ソフトは、初心者向けからプロ向けまでありますが、高機能でも使う人にとって使いづらければ意味がありません。
今回は僕は長年愛用している「カムタジアスタジオ」をご紹介します。
- 数あるソフトの中で初心者にカムタジアスタジオをおすすめする理由
- カムタジアスタジオの録画&録音方法から基本的な編集方法
いろいろな編集ソフトを使ってきましたが、個人的に使いやすさはトップクラスだと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
- ブログ実績:エンタメ系ブログ最高150万PV超&当ブログ最高10万PV超。
- 仕事:メインはWEBライター・ブログ運営・YouTube(1800人ほど)・Twitter運用代行も経験あり
- 趣味:筋トレ・食べ歩き・映画鑑賞など
カムタジアスタジオをオススメする理由
動画キャプチャーソフトや編集ソフトは数多く存在しますが、僕がなぜカムタジアスタジオを使っているのか、最新版である2019を使用している理由をいくつかご紹介します。
- なんと言ってもユーザビリティーが高く、直感的にかなり使いやすい
- 無料試用版で使いやすいのかどうか試せる
- 1ライセンス29,601円と高めだけど、1ユーザーで2台まで使用可能
- Windows・Mac両方に対応している
- ビジネス用に特化しているものの、普通におオシャレな動画も作ろうと思えば作れる
- オートセーブ機能(最短1分)があるので、途中でフリーズしても再起動させたあと、保存していなくても少し前の作業がちゃんと保存されている
- 無料素材(アイコンや動画やBGMなど)がいくつか用意されているので、それを使用して簡単に動画が作れる
- スケッチモーションで動く矢印なども入れられる
- 録画・録音も簡単に行える
- マイクとPCの音声を両方録音できる
- カーソル移動がスムーズになる機能がある
- カーソルにハイライトを付けられる
- 音声ナレーションも入れられる
などなど、基本的な機能からカムタジア独自の機能まで、いろいろあります。
動画は、おすすめの物やサービスなどのレビュー動画を取ったり、サイトの登録方法などのレクチャー動画などがあると、視覚と聴覚から情報が得られるので、記事だけでは分かりづらい部分もユーザーに伝えることができます。
そこに、紹介した商品などのアフィリエイトを貼っておくと、無いよりは成約率が上がりやすくなりますし、動画を見てもらえれば記事の滞在時間も増える可能性もあるので、まさに一石二鳥です。
興味がある方は、まずは無料試用版があるのでそれを使ってみて、使いやすく今後も動画を作っていくということであれば、購入を検討してみて下さい!
カムタジアスタジオ2019の使い方
まずは、録画する前のコントローラーの解説からしていきます。
録画前のコントローラー
全画面録画したい時には、全画面をクリックします。
自由に録画範囲を設定したい場合には、カスタムを選択すればカーソルで自由に変更できたり、数字を入力したりすれば、範囲指定できます。
大きさそのままで範囲を移動させる時は、真ん中の十字マークにカーソルを合わせて、クリックしたまま移動させることができます。
PCカメラや外部のWEBカメラが接続されていれば、カメラ録画も行えます。
ヘッドセットなどのマイクが接続されていれば、それを認識してマイク音声だけでも録音できますし、システムオーディオ(PC内の音)も同時録音するかどうか設定できます。
あと、効果からオプションで、録画中に表示される日時の表示・非表示設定ができます。
プレビュー表示のように、デフォルトでは録画中の画面右上に、日時表示がでます。
そのままで良ければ触る必要はないですが、邪魔だなと思う方が多いと思うので、時刻/日付のチェックを外すことをオススメします。
設定したら、一番下のOKをクリックして終了です。
録画する際は、recをクリックすれば開始されます。
録画中のコントローラー
削除では、録画中の動画を保存せずに、そのまま削除する機能なので、保存したくないときに使います。
一時停止では、録画中に一時停止することで、停止中は録画されずに、再開すればその部分から再開できます。
録画中に無駄な部分を一時停止で止めておいて、必要な部分から再開すれば編集の手間が省けます。
停止すれば、その時点で録画を止めて保存し、そのまま編集ソフトが立ち上がるので、スムーズに編集ができます。
メディア
録画を停止すると、メディアに録画データが表示されます。
それをクリックしたまま、下のタイムラインに移動させれば、編集できるようになります。
さらに、メディアを追加する場合は、メディアピンの部分で右クリックして、メディアをインポートからPC内の動画などを、取り込むことができます。
Windows版の場合は、iPhoneで撮影した動画形式MOVでは、アップロードできないので、MOV→MP4変換サイトで変換してから、アップロードできます。
今回はOP動画を、録画データの前に挿入するとします。
追加したメディアを同じトラック上のタイムラインに挿入する際には、タイムライン上の録画データをクリックして右に移動させておいて、空いた部分にインポートしたデータを入れます。
そして、間を埋めるために、録画データをクリックしたまま、左に移動させればインポートしたOPと連結させることができます。
ライブラリ
ライブラリは、おそらくCamtasia2019から追加されたもので、無料素材を使えるようになりました。
とりあえず、なにがあるのか色々見てみるといいですね。
あと、イントロでは簡単にOPを作ることができますので、動画初心者には優しい素材です。
イントロ部分を選択すると、使える素材が出てきますので、好きなものを選んでタイムラインへ移動させます。
文字の部分をクリックして、編集すれば簡単に文字変更されたOPが作れます。
ちなみに、タイムラインに入れた動画データや素材などを消したい時は、データや素材をクリックして選択し、Deleteキーで削除することができます。
注釈
文字・吹き出し・矢印・ぼかし・モザイク・スケッチモーションなど、動画をより分かりやすくするための機能が詰まっています。
例として、吹き出しを設定してみます。
タイムラインに吹き出しを移動させると、プレビュー画面に表示されます。
文字部分をクリックして選択すれば、文字を変更することができます。
吹き出しを移動させたい場合は、一旦画面の何処かをクリックして、再度吹き出しにカーソルを持っていき、クリックしたまま動かせば移動させられます。
大きさを変更したい場合は、○部分をクリックしたまま、動かせばサイズ変更できます。
吹き出しの先端部分も、同じようにクリックしたまま動かすと、自由に移動させることができます。
プレビュー画面の右には、プロパティがあるので、そこでフォントや色やサイズなど、詳細な設定をすることができます。
この辺りの使い方は、他の矢印や図形なんかも同じです。
ぼかしやモザイクも、タイムラインに挿入することで、吹き出しのように大きさや移動などもマウスだけで、簡単に変更することができます。
スケッチモーションは、アニメーション付きの矢印や図形が使える機能です。
右のプロパティで、色や線の太さなど調整できます。
画面切り替え
シーンとシーンの切り替え時に使える、画面切り替えアニメーションが使えます。
カーソルを切り替えの上に移動させると、プレビューが見れます。
切り替えを使用する際は、タイムライン上の録画データのつなぎ目部分に使用します。
新たにデータを挿入したときや、部分的に分割した場合に使いますが、分割は半角にしてSキーを使うと、ショートカットキーになっているので簡単に分割ができます。
多用すると思うので、ぜひ活用してみてください。
分割したら好きな切り替えを、タイムラインの分割した部分に移動させれば、切り替えが使用できます。
動作
動作では文字や素材などに、動きのあるアニメーションを加えることができます。
動作を追加したい素材等に、好きなアニメーションを移動させ追加します。
緑色に光るので分かりやすいです。
右のプロパティでは、追加した動作のイン(入り)・表示中(途中)・アウト(終わり)部分の、動き等の詳細設定を変更できます。
デフォルトでは、表示中も動作が追加されていて常に動いているので、動きが邪魔だと思ったら、表示中のスタイルをなしに変更しましょう。
動作を削除したい場合は、動作を追加した素材等を選択します。
三角部分をクリックして、削除したい動作の上で、右クリックすれば削除が出てきます。
さらに、右のプロパティの✖でも削除できます。
アニメーション
ここでは、主にズームとパン(拡大と縮小)を使用します。
枠の○の部分をクリックしたまま、好きな範囲の大きさに調整します。
真ん中の十字が表示されれば、その範囲のまま移動させることができます。
設定するとタイムラインの録画データに矢印が出ますので、それをカーソルで短くしたり、長くしたりすると拡大/縮小スピードが変化します。
ズームとパンを使用すると、拡大/縮小したあとはそのままの倍率(範囲の大きさ)や位置が固定されます。
その倍率をリセットして元の倍率に戻したい場合は、一旦分割してもらって、分割させた先の部分を選択し
プレビュー画面の右にあるプロパティ部分の、倍率の隣りにあるリセットマークをクリックすれば、0に戻すことができます。
あとは、下にあるX(横)とY(縦)の数値も0も戻すことで、位置を全て戻すことができます。
カーソル効果
カーソル効果を追加することによって、カーソルの位置が分かりやすくなります。
今回は、僕の動画でも使用しているハイライトを付けてみましょう。
付けたい部分に追加します。
おすすめの設定は、不透明度→50でサイズ→25ですが、プロパティで見やすいように調整してみて下さい。
ちなみに、新機能のカーソルスムージングですが、動きがゆっくりで複雑な動きをしていなければスムーズになりますが、動きが早くて複雑な動きでは対応しきれないようです。
使用する場合は、状況に応じて使うようにしましょう。
音声ナレーション
音声ナレーションを活用すれば、音声を後入れすることができます。
まず、マイクが接続されているか確認して、マイクから音声開始をクリックすれば録音開始されます。
録音を停止すると音声を保存できるので、保存したら自動的にタイムラインに追加されます。
ちなみに録画データは通常、映像と音声が一体化しているので、部分的に音声を削除しようとすると映像まで削除してしまいます。
元の音声を音声ナレーションと入れ替えたい場合は、映像と音声を分割する必要があります。
分割させたい部分で右クリックして、オーディオとビデオを分割をクリックすれば分割できるので、入れ替えたい部分の音声をカットして、録音した音声ナレーションを挿入すれば、入れ替えることができます。
オーディオ効果
フェードイン(徐々に音を大きくする)やフェードアウト(徐々に音を小さくする)などの、オーディオ効果を追加できます。
特に、BGMを中途半端な部分でカットした際には、フェードアウトをその部分に追加することで、徐々にBGMを小さくすることができます。
ビジュアル効果
画像や素材などに、影や境界線を追加することができたり、デバイスフレームなどが使えます。
素材等にドラッグ&ドロップで追加してください。
例えば吹き出しなんかにも、影を入れたりすることができます。
プロジェクトの保存
編集を保存したい時には、プロジェクトを保存することで、いつでもその時点での状態から編集を始めることができます。
保存する時はファイルから名前をつけて保存で、分かりやすい名前で保存すると探しやすいです。
保存すると、下記のようなメッセージが出ますが、今後は必要ないので今後表示しないにチェックを入れて、OKをクリックしておきましょう。
プロジェクトを読み込み際には、PC内に用したデータが残っていないと、み込めませんので注意して下さい。
ちなみに、保存された録画データを見る場合は、メディアピンの録画データの上で右クリックして、ファイルの場所を開くから見れます。
場所は、マイドキュメントのCamtasiaに保存されています。
動画を保存する
作った動画を保存するには、共有からローカルファイルをクリックします。
まずは、作りたいビデオサイズ(僕は毎度1920×1080)か確認してもらって、カスタム製作設定オプションをクリックします。
MP4のみを選択します。
最後に名前と保存先を決めて、完了をクリックして保存できます。
まとめ
カムタジアスタジオ2019では、初心者でも直感的に操作しやすいため、動画作成にオススメのソフトとなっています。
ただ、あまりオシャレな動画は作れないものの、商品紹介やレクチャー系の動画くらいであれば、クオリティの高めな動画が作れるので、大概の編集はカムタジアスタジオ2019で十分かなと思います。
今後、動画も駆使してYouTubeで収益化させて稼いだり、アクセスを増やすためにも動画の活用は重要になっているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
コメント
コメント一覧 (2件)
突然失礼します。ざっと読みました。色々な編集ができて、出力の説明はわずかですね。あまり時間がかからないのですか。
あと一部の静止画で取り出すことはできるのですか
しろうさん、コメントありがとうございます!
お返事、大変遅くなりすみません。
>出力の説明はわずかですね。
そうですね、僕はMP4で書き出しているだけなので、特に凝ったことはしていなかったので説明がシンプルになっています。
>あと一部の静止画で取り出すことはできるのですか
カムタジアスタジオのソフト自体では、部分的に静止画を取り出す機能はないみたいですね。
フリーのキャプチャーソフトを使用すれば、画像として保存は可能です。
参考になれば幸いです!