どうも、とおる(@fukulog_toru)です。
今回は、ブログのカテゴリー作成で困っている初心者の方にも分かりやすいように、名前の決め方や分け方、さらに複数作る時の注意点や説明欄の活用方法について解説します。
カテゴリーページはSEO対策にもなる部分なので、しっかりと設定しておきましょう!
動画解説
カテゴリーページはSEO対策になる
カテゴリーを作るということは、関連する記事を一覧表示するためのカテゴリーページを作成することができます。
ふくろぐのWordPressカテゴリーページは、以下のようになっています。
そして、このカテゴリーページは、個別記事同様に検索エンジンに登録されます。
個別記事が上位表示されていなくても、カテゴリーページが上位表示されて、アクセスが流れてくることもあります。
その方は焼肉好きで、いろんなお店に食べに行っていたことから、焼肉店のレビューに特化したブログを書いてもらっていました。
ですが、こういった飲食系のレビュー記事というのは、大手も含めてライバルがかなり多く、上位表示を取得するのは難しい・・・
個別記事では上位表示はやはり難しかったのですが、3ヶ月後くらいに「地域名+焼肉+ブログ」で検索してみたところ・・・
「地域名+焼肉+情報」というカテゴリーページが、検索結果1位になっていました。
当然、それ以外にも競合はたくさんいて、ブログも作って日が浅くドメインパワーも弱く、記事数や質もそれほどよくはなかったにも関わらずです。
個別記事では上位表示できていなくても、カテゴリーページで上位表示されていれば、少なからずアクセスは流れてきますし、そのカテゴリーに興味のあるユーザーが来るので、カテゴリー内の他の記事も見てもらいやすくなり、SEO対策になることは間違いないです。
カテゴリーの分け方(実例:ふくろぐの場合)
まず、カテゴリーは親と子に分けることができます。

親カテゴリーは初めに設定するカテゴリーで、基本的にはその中に関連する記事を入れていきます。
ですが、その親カテゴリーの記事が数十~数百と増えてきた時に、カテゴリー内の記事は時系列順にどんどん後ろに下がっていきますので、ユーザーが本当に見つけたい記事にたどり着くまでに時間がかかってしまいます。
ユーザービリティ(ユーザーの利便性)を欠いた構造は、ユーザーにとって優しくないですし、離脱率も上る可能性があり、結果的にユーザー目線を推しているGoogleからの評価も弱くなってしまうこともあります。
そこで、親カテゴリーだけではなく、子カテゴリーも作って分けてみましょう。
親カテゴリーの記事が増えてきたら、例えば下記のような感じで関連する子カテゴリーをそれぞれ作ってあげると、かなり見やすくなります。

こうすれば、ユーザは1クリックか2クリックで目的の記事にたどり着けますので、ユーザビリティや滞在率がアップし、SEO対策にもなります。
カテゴリーを複数作る時の注意点
子カテゴリーが必要になる場合は、親カテゴリーの記事数が増えてきた時です。
子カテゴリーが必要ない場合は
・親カテゴリーに、1記事や2記事くらいしかない場合
・親カテゴリーに、細分化させるレベルで関連する記事がない場合
ふくろぐの場合で見てみると、おすすめツール・ソフトのカテゴリーは親しかありません。
これは、子カテゴリー化させるレベルで、関連する記事が無いためです。
親カテゴリーとしては関連性があっても、それぞれの記事が1記事で完結してしまっている記事ばかりなので。

たまに、カテゴリーを鬼のように分けていて多いブログ見かけますが、あれはゴチャゴチャしすぎですし、1つのカテゴリーに記事数がかなり少ないものもありますので、作る意味がありません。
親も子もそれぞれ、作る際の意味をしっかり考えて、分けていきましょう。
カテゴリー名の付け方
カテゴリーページも、検索エンジンに登録されることはすでにお話しました。
ということは、できる限りそのカテゴリーに関するキーワードを入れて作るべきです。
親カテゴリーの場合は、1語~2語の組み合わせで関連するキーワードを付けましょう。
子カテゴリーの場合は、親カテゴリーに付けたキーワード、もしくはさらに細分化させた関連するキーワードを付けましょう。
例えば、ふくろぐのWordPressカテゴリーの場合は、以下のようにしています。

WordPressでカテゴリーを作る
ダッシュボードに入ってもらい、投稿からカテゴリーをクリックします。

名前に、キーワードを意識したカテゴリー名を入力します。

子カテゴリーの場合は、複数のキーワードを意識して入力します。

スラッグには、キーワードを翻訳した英語を入力します。
この部分は、パーマリンクでカテゴリーを設定していた場合に、URLに表記される部分でもあり、カテゴリーページのURLにも表示される部分でもあります。

複数の単語を入力する際には「-(ハイフン)」で区切ります。

親カテゴリーは、なにも設定しなくてOKです。

子カテゴリーを作る場合は、クリックして親カテゴリーを選択します。

通常はここまでで、作っても良いのですがさらに活用する方法をご紹介します。
カテゴリー説明を活用する(simplicity2版)
説明部分には、そのカテゴリー内にどんな記事があるのかの、説明を簡単に書いておきましょう。(HTML表記もできます)

検索エンジン経由から、直接この親カテゴリーページに来たユーザーは、ブログの子カテゴリーを見ていない状態なので、記事数が多ければ気になる記事があるのか、分からない状態です。
なので、簡単に書いておいてあげると、離脱される可能性を減らすことができます。
さらに、上位表示されていればアクセスも期待できるので、そのカテゴリー内にのオススメのリンクを貼っておくと、そちらの記事も見られやすくなります。
説明を入力したら、新規カテゴリーを追加をクリックでカテゴリーが作成できます。

実際にカテゴリーページを見ると、こんな感じで表示されます。

カテゴリー説明を活用する(JIN版)
JINの場合はカテゴリーを作る作業は、simplicity2と変わりません。
説明に関しては、専用の入力欄が用意されていて、そちらに入力することで表示することができます。
カテゴリーを作ったら、編集をクリックします。

ページタイトル部分には、カテゴリー名を入力し、本文には説明を入力します。
本文は記事ページのように、簡単に装飾できるようになっていますので、リンク表記などもしやすいですね。

アイキャッチ画像やカテゴリーの色、CTA(コールトゥアクション)は、ご自身の判断で必要であれば入れて下さい。
description設定には、本文で入れたカテゴリー説明分をそのまま入れて、更新をクリックしてください。

これで、カテゴリーページに説明が反映されました。

投稿ページからカテゴリー追加する方法
記事の投稿ページにある、カテゴリー部分の新規カテゴリーを追加をクリックします。

カテゴリー名を入力して、そのまま新規カテゴリーを追加をクリックして作成します。

子カテゴリーを作る場合は、親カテゴリー部分をクリックして、入れたい親カテゴリーを選択して、新規カテゴリーを追加をクリックします。

これでカテゴリーが追加されました。

投稿ページからカテゴリー作成すると、スラッグと説明が反映されていません。
なので、一旦下書きをしてから、カテゴリー作成ページにてスラッグ、説明部分を入力しておいて下さい。
まとめ
カテゴリー追加は、作業としてやれば簡単にできるものですが、SEOやユーザーのことを意識すると、少し考えなければいけません。
カテゴリー名は検索されるキーワードを意識し、カテゴリー分けは記事数に応じて、親と子を使い分けてあげるとGOODです!
さらに、説明欄も活用してあげると、より良いカテゴリーページに仕上がりますので、ぜひ説明まで入力してみてください!