Googleアドセンスに挑戦しまくってるけど、まったく審査に通らない!何度も何度も改善してるのに…もう、どこをどう直していいのかすら分かんない!一体どうすればいいんだ…
ブログ初心者は、クリック型広告のドンである「Googleアドセンス」の審査が1つの登竜門みたいになってる。
ぶっちゃけ、Googleアドセンスは収益化に必須ではない。でも、クリックされるだけで収益が得られるため、初心者向けの広告といってもいい。
是が非でも合格したいけど、なんせ審査が厳しすぎて通らない人が多い。何度も何度も審査のために改善するも、もはや何をどう直せばいいのか分からず、時間だけが過ぎていきモチベーションもダダ下がり…
そんな人を救うべく、過去に3度のアドセンス審査で一発合格をし、審査に通らない人を合格させてきた経験から得たチェックすべき17ポイントを解説する。
- Googleアドセンスの審査基準
- 通らない時にチェックしたい17ポイント
- どうしても通らない時の対処法
当記事を読めば、時間を大幅に短縮して合格率アップに期待できるため、通らない人は参考にしてほしい。
- ブログ実績:エンタメ系ブログ最高150万PV超&当ブログ最高10万PV超。
- 仕事:メインはWEBライター・ブログ運営・YouTube(1800人ほど)・Twitter運用代行も経験あり
- 趣味:筋トレ・食べ歩き・映画鑑賞など
Googleアドセンスの審査基準
正確な審査基準は分からない。でも、アドセンスには下記のようなポリシーが存在していて、これらを意識したブログを作ればOK。
簡単にまとめると下記のようになる。
- ユーザーにとって有益な記事はあるか
- ユーザーが誤解や混乱しないような内容か
- ユーザーがストレスを感じない作りか
- ユーザーが読みやすい記事か
- ユーザーを騙すような手法を使ってないか
- オリジナリティがあるか
- 子供から大人まで見られても大丈夫な内容か
- 著作権違反はしてないか
細かい部分は、自身の目で確認してほしい。読むと長くなるけど、一度は目を通しておくのも勉強になる。
とにかくユーザーファースト(ユーザー第一主義)を意識して、ブログを作りましょうってこと。
Googleアドセンス審査に通らない人向け17のチェックポイント
「ポリシー意識して作ってんのに、審査に通らない」って人は、下記のポイントを改めて見直してみよう。見落としている部分があるかもしれない。
これらのポイントは、僕自身の経験とアドバイスしてきた人の傾向から意識している部分。100%正しいとは限らないことを了承して、読み進めてほしい。
1.独自ドメイン&レンタルサーバー
さすがに無料ブログでアドセンス審査に挑む人はいないと思うけど、念の為に書いておく。今は独自ドメインとレンタルサーバー(自分でドメインとサーバーを契約する)じゃないと通らないため、完全無料では合格できないので注意。
2.SSL化
SSL化ってのは「http://」を「https://」にすること。サイトの通信を暗号化してくれるため、セキュリティ強化の為にGoogleも推奨しており、サーバー契約する際に設定しておくべきだ。ラッコサーバーなら契約時に、設定しなくても自動でSSL化できる。設定していない場合は、リダイレクト設定が必要になるため手間が増えるので注意。
3.有料テーマ
必須ではないものの、できれば有料テーマを導入しておくといい。無料よりもデザインや機能面で、よりユーザーファーストが実現しやすい。どのみち長期的にブログで稼ぎたいなら、有料テーマにしたほうがいい。
4.プライバシーポリシー
プライバシーポリシーは、ユーザーから取得したメールアドレスなどの情報を、どう扱うのかって内容のこと。個人情報保護法の観点から、取得した個人情報をユーザーに通知・公表・明示する義務があるため、プライバシーポリシーという形で作成し公表・明示するといった感じ。
ブログなら、ユーザーからのお問い合わせ時に、名前やメールアドレスなどを取得する。となれば、ユーザーファーストを重んじるGoogleのアドセンス審査合格には必要であり、信頼性アップのために設置しておくべき。
5.プロフィール
「誰がブログを書いているのか」というプロフィールも、ユーザーファーストを意識するなら書いておきたい。プロフィールには、自身の簡単な経歴・スキル・実績・目標などを記載すればOK。
文字数自体は500文字ほどでも十分。直接的には影響はない部分かもしれないけど、ブランディングや信頼性アップのためにも必要になる。
固定ページで作成し、ヘッダーメニューにも設置しておこう。サイドバーには、簡易的なプロフィールウィジェットを設置し、詳細なプロフィールページ(固定ページ)へのリンクを貼っておくのが多い。
6.ヘッダー&サイドバー&フッター
ヘッダーは「ホーム・プロフィール・お問い合わせ・カテゴリー」など、最低限の項目を設置しておくといい。プラスで注目させたい項目を追加してもOK。サイドバーは「検索・プロフィール・人気記事(または新着記事)・カテゴリー」くらいでOK。
サイドバーに関しては設置しないという人もいるため、必ずしも必須とは言えない部分。設置しないならしないで、ヘッダーやフッター、記事下コンテンツなどでユーザビリティアップを補うのが好ましい。ユーザーがストレスなくブログを見られるように意識しよう。
ちなみにフッターメニューには「プライバシーポリシー・お問い合わせ」くらいは設置しておくといい。
7.カテゴリー
カテゴリーはユーザビリティアップに貢献してくれるため、ヘッダーやサイドバーなどに設置しておきたい。ブログ初心者にありがちな間違いを書くと、先にカテゴリーだけをたくさん作ってしまうこと。
たくさん作っても、該当する記事があれば問題はない。でも、カテゴリーの中に1記事だけとか、全くないのは意味がない。将来的に増やすつもりでも、アドセンス審査時にはカテゴリーの中には最低でも3~5記事ほどは入れておきたい。
カテゴリーを作ると、カテゴリーページが生成されるため、カテゴリー内に記事がないと価値のないページになってしまう。アドセンス審査の際には、意識しておきたい部分。
8.ジャンル
ジャンルはポリシー違反に該当するジャンルでなければ、基本的には何でもOK。ただし、YMYL(金融系・健康系・不動産系・教育系・美容系など、ユーザーの人生に大きく影響するジャンル)は通常よりも権威性や専門性が求められるため、より厳格な審査になる可能性が高い。
あと、EAT(専門性・権威性・信頼性)も意識したり、NGワード的なキーワードもあったりするから余計に難易度が上がる。ブログ初心者はYMYLは避けて、スキルや経験から実体験を盛り込めるジャンルを選定しよう。何事も「興味がある人」「初心者」がいるもので、自身のスキルや経験が役に立たないと思っていても、参考になるユーザーがいることもある。
どうしても思いつかないなら、ブログに関して書いてみるのもあり。WPの立ち上げ方法をはじめ、ブログ構築で苦労したこと、勉強になったことを書けばいい。特に自身が苦労して解決した部分は、かなり質の高い記事になる。
9.タイトル
アドセンス審査であっても、タイトルには狙うキーワードを入れて作ろう。ブログ内であれば、キーワードに興味のあるユーザーが記事を見つけやすくなる。SEO効果で言えば、狙ったキーワードで検索エンジンにインデックス(登録)されやすくなる。
これらはユーザビリティアップだけではなく、検索エンジンからも発見されやすくなってアクセス増加も期待できる。ブログ初心者でやりがちなのが、キーワードも入れずにシンプルすぎるタイトルを付けること。著名人ではなく一般人で、小学生の日記レベルのタイトルでは、ブログで収益を上げることはできない。
あとは、逆にキーワードを詰め込み過ぎて、不自然なタイトルにすること。文章的に不自然なタイトルは、人によっては嫌悪感を抱く可能性があり、クリックされないこともある。それと、キーワードの埋め込み過ぎは、SEO的にも効果が薄いと言われている。
狙ったキーワードを2~3入れつつ、ユーザーがクリックしたくなるよう自然な文章のタイトルを意識しよう。思い付かないなら、狙っているキーワードで検索し、上位のタイトルをチェックして参考にしてみるといい。
10.文字数
文字数は議論が分かれるところだけど、最低でも2000文字くらいのボリュームになるような構成にしよう。なんだかんだで質の高い記事を書こうとすれば、2000文字なんてすぐに書ける。
狙っているキーワードで検索して、上位にいる記事を見てみれば、多くの記事は文字数が多いはず。ただし、文字数を稼ぐだけで薄い内容では意味がない。質の高い記事を書くには、実体験を元に書くのが一番。
要はオリジナリティを出しつつ、構成を考えて記事を書いていけばいい。始めは文字数を意識せずに、ひたすら書きたい内容を書いてみる。書いた後に順序などを調整して、構成を整えればOK。
文字数って結果論。他の記事にない内容まで書こうとするから質が高くなるわけで、その結果として文字数も増える。文字数を増やすために追加して書くのではなく、オリジナリティを出して「この記事を読めば他の記事は読まなくていい」くらいの気持ちで内容を詰めて書くのがコツ。
11.記事数
記事数に関しても議論が分かれるけど、僕の経験では3記事で合格したことがある。その時に書いた内容は「Twitterの運用方法」についてで、平均2500文字くらいだった。
この結果は、アドセンス審査に関しての知識があったからとも言える。そうじゃないにしろ、10記事も書けばボリューム的には十分。他の部分に問題がなくて、それでも合格しなければ記事の質が低いと判断できる。
記事数が少なかろうが、ユーザーの求めている内容を的確に書けば3記事でも合格するし、お門違いな内容を書いていれば100記事でも合格しない。関連する内容で記事を固めて書くと、専門性が増すからなのか体感的に合格しやすいと感じた。
12.更新頻度
更新頻度は、毎日ではなくても2~3日更新でOK。更新頻度よりも質の良い記事を優先していることは、Googleのジョン・ミュラー氏が明言している。重要な部分を抜粋してみた。
Update frequency isn’t what matters, your website just needs to be fantastic overall.There’s no minimum length, and there’s no minimum number of articles a day that you have to post, nor even a minimum number of pages on a website.In most cases, quality is better than quantity.Our algorithms explicitly try to find and recommend websites that provide content that’s of high quality, unique, and compelling to users.
訳:更新頻度が重要なのではなく、ウェブサイトが全体的に素晴らしくなければいけない。最低の長さなんてないし、1日に何記事投稿しなければならないとか、ウェブサイトの最低ページ数なんていうのもない。ほとんどの場合、量より質の方が優れている。Googleのアルゴリズムは、質が高く、ユニークで、ユーザーにとって魅力的なコンテンツを提供するWebサイトを明示的に見つけ出し、推薦するよう心がけている。
引用元:Search Console Help
これを見ると「文字数・更新頻度・記事数」の最低ラインがないと書かれているため「そんなに意識しなくてもいいのでは?」と思うかもしれない。
でも、常に新しい情報を定期的に提供しているアクティブなブログは、Googleやユーザーにとって好まれるのも事実。さらに言えば、質の良い記事が多いことで、より質の高いブログとして認識されるため、結果的に記事を更新頻度が高いと有利。
このことを考えれば2~3日更新、難しければ週1更新が望ましい。そもそも、質の高い記事を短期間で書くには、相応の時間を要して経験を積まないと書けない。無理せず、質を上げることに専念しよう。
13.可読性&視認性
記事の可読性(読みやすさ)や視認性(瞬間的に見た分かりやすさ)も、ユーザーファーストを意識すれば必然と言える。ブログのデザイン・改行のタイミング・文字装飾・見出し・画像・メニュー配置など、自身はもちろん第三者が見ても、読み疲れしないかを考えて書くこと。
読み疲れる基準は人によりけりだけど、極端に文章が塊過ぎていたり、文字装飾ばかりで逆に見づらいのは避けるべき。文章も装飾も固めすぎないように注意したい。記事の可読性や視認性がアップすれば、早期離脱防止や滞在時間増加などのメリットもある。
そして、今やスマホからのアクセスも多いため、スマホからの見やすさも意識したいところ。WPならエディターの右上に「プレビュー」があり、モバイルが選択できる。僕は記事を書く時は、このモバイルにした状態で文章を書く。
スマホなどのモバイル用に最適化することを「モバイルファースト」というが、これはGoogleも推奨している。モバイルファーストかどうかは、下記のサイトで判断できるため、一度やってみてほしい。
14.外部リンク
記事を書いていて、何か参考になる文章を引用したときや、記事を参照したときは、外部リンクを貼っておこう。以前は「外部リンクは貼らないほうがいい」的な風潮があったけど、今はユーザーにとってためになるなら貼ってもいい。
むしろ、参照元や引用元の信頼性や権威性をアピールすることで、記事の質も高くなると言える。ただし、参照元や引用元は、公式や専門性があるなど、情報の質が高いサイトを選択しよう。信頼性の低いサイトでは、ユーザーにとって不利益になる可能性があるし、記事の質も落ちてしまう。
15.内部リンク
内部リンクは、ブログ内の回遊性アップに有効であり、ユーザーが目的の記事に辿り着きやすくなる。ユーザビリティアップに貢献してくれるため、関連する記事があれば内部リンクを貼っておくといい。関連する文章内にアンカーテキストで設置してもいいし、この文章の下にあるようにブログカードなどで設置するのがオススメ。
16.アフィリエイト広告
これまではアフィリエイト広告が貼ってあると、審査に通らないとされてきた。でも、アフィリエイト広告を貼っていて、合格した事例がある。ポイントは「ユーザーファースト」が意識されているか。
何かしらの商品レビュー記事を書くとする。ユーザーにとって有益な情報が書かれていて、関連する文章の下にアフィリエイト広告が貼ってあってあれば、ストレスなく目的に辿り着ける。ユーザーファーストと言えるため、合格する可能性が高い。
でも、アフィリエイト広告だけ無駄にプッシュしたり、ユーザーにとって不利益になるような広告先や記事内容であれば不合格になる可能性が高い。ポリシー違反になるような、中身のないスカスカな記事やコピペだらけの記事、アフィリエイト広告の貼り方や誘導をすれば、そりゃ不合格になる。
ユーザーファーストを意識するなら、実際にレビューしている様子のオリジナル画像や、自身の意見を盛り込んで記事を書くこと。「オリジナリティ・ユーザーが求めている内容・適切なアフィリエイト広告の貼り方」を意識すれば、合格することは可能。
17.ポリシー違反
アドセンスのポリシーは多いため、見落としがちな部分と言える。審査に通らない人に多いのは「複数のポリシー違反」で落ちるケース。しかも、この場合は詳細な違反が分からないため、とてつもなく厄介。こればかりは、可能性のある部分を改善して何度も審査に出すしかない。
不親切さ極まりない感じもするけど、Googleも落としたくて落としている訳ではない。検索エンジンの公平性と健全化を保つ基準に達していないから、落としているだけのこと。だから、詳細なポリシーに関しては時間が許す限り、熟読しておくことをオススメする。
時間が無いのなら、せめて下記の内容をチェックしよう。
- ユーザーにとって有益な記事はあるか
- ユーザーが誤解や混乱しないような内容か
- ユーザーがストレスを感じない作りか
- ユーザーが読みやすい記事か
- ユーザーを騙すような手法を使ってないか
- オリジナリティがあるか
- 子供から大人まで見られても大丈夫な内容か
- 著作権違反はしてないか
アドセンス審査に合格するということは、Googleに認められたという1つの証になる。ブログで稼いでいくなら、こういう経験も役に立つ。諦めたくない人は挑戦あるのみ。
どうしても審査に通らないときの対処法
ポリシー違反の可能性が低く、解説してきたチェックポイントを意識しても、審査に通らない場合の対処法を解説する。
- 時間をおいて再審査
- 全記事非公開&再構築
時間をおいて再審査する
アドセンス審査は、時期によって通りづらくなるみたい。詳細な時期は把握できてないものの、修正もせずに放置して数ヶ月後、再審査に出したら合格したなんて事例があった。
2020年以降では、コロナ禍の影響で審査すらしてもらえない人もいる。コロナ禍はどうしようもできないため、こればかりは待つしかないが、諦めずに修正を繰り返して定期的に再審査することをオススメする。
全記事非公開&再構築
これは最終手段。部分的にリライトなどをするのは前提で、それ以外に何をやってもダメなら、アドセンス審査用に再構築するほうが早い。それで合格した人もいた。
ブログ初心者にありがちなのは、アドセンス審査を意識せずに、自分なりのブログ構築をしてしまうこと。ブログの作りや記事など、アドセンス審査向けではないことが多い。その結果、審査に出せば「質が低い」「ポリシー違反」で不合格になるパターンばかり。
特に「複数のポリシー違反」がある場合は、正直、見た目では判断しきれない部分がある。詳細に教えてくれないため、悩むほどにドツボにはまってしまう。そうしているうちに、モチベーションはダダ下がりで諦めてしまう。
ある程度の知識や経験があって、アドセンスじゃなくて、ASPをメインに活用するなら独自に構築すればいい。でも、アドセンス審査を意識するなら、初めからアドセンス審査用に記事を書くほうが効率的。どうしても訳が分からなくなったら、一度リセットしてアドセンス審査用に記事を書き直す再構築を検討しよう。
アドセンス審査合格は粘ったもん勝ち
今回の内容を意識して、地道に改善して審査に挑めば合格する可能性は高くなるはず。過去にサポートして合格した人の中には「70代」「20回以上審査落ち」「2年間放置」の人がいたけど、みんな合格した。
それぞれ「モチベーション・理解度・作業量」などは個人差はあれど、みんな一貫して諦めなかった。審査が通らない人の中には、ほんの少しのことで不合格になっているけど、本人が気付いてないこともある。
「もう無理!どこがダメなのか教えてほしい!」「有料でも実績のある人からサポートを受けたい!」という人は、冒頭でも書いたとおり有料サポートもしている。興味があればこちら、もしくはTwitterのDMからでも「アドセンス合格サポート」の旨を記載してくれればOK。
連絡したからといって、サポートを受けなければいけないわけじゃないから、詳細を聞きたい人は気軽にどうぞ。最後に、この記事を読んだ全員がアドセンス合格しますように。
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